僕等はまだ美しい夢を見てる ロストエイジ20年史
LOSTAGEの活動初期よりバンドの動向を追い続けてきた石井恵梨子氏が著者として、LOSTAGEのメンバー、これまでの歴史の中での関係者への直接取材をもとに書き下ろし。90年代のロックシーンの熱狂が2000年を機にピークを迎え、その翌年に結成されたLOSTAGE。20年の活動を通して得たLOSTAGEの音楽へのスタンス、バンドへの夢が五味岳久(Ba/Vo)の目線で物語として描かれています。
音楽に夢を見てがむしゃらにバンドを結成した青春時代、理想と現実のギャップに苦しんだメジャーデビュー以降、変化の激しい時代に“自分たちらしい活動の在り方”を見出していった独立以降、そして、ますます生活に根ざすようなバンド活動を志した近年の出来事など、LOSTAGEファンにとって必見の内容であることはもちろん、2020年以降のロックバンドの在り方を問う指針のような1冊。
さらに、家族やバンドメンバーとの出会いや別れ、ホームである奈良のライブハウスで過ごした時間や、bloodthirsty butchers 吉村秀樹と紡いだ絆など、五味岳久自身の転機になった様々な出来事も心に刺さる。
表紙&中面の写真は、2017年頃からLOSTAGEの写真を撮り続けてきた写真家・タイコウクニヨシ氏が担当。五味岳久のこれまでの人生を追体験できるような写真が収められています。
著者 | 石井恵梨子 |
撮影者 | (タイコウクニヨシ) |
発売日 | 2021年2月25日 |
価格 | 2,750円(本体2,500円+税) |
発行元 | 株式会社blueprint |
装丁 | 184ページ |
ISBN-10 | 4909852158 |
ISBN-13 | 978-4-9098-5215-1 |